自作パソコンの魅力
自作パソコンに挑戦! 何故、自作か???
私が考える自作パソコンの魅力は、メーカーパソコンにはない個性をもった「自分だけのパソコンを作ることができる」というところにあります。私は「どんなパソコンを作るか目標を立て」「どんなパーツがあるのかを調べ」「財布と相談して少しでも良いものを選ぶべく電気街を徘徊する」そんな時が楽しくて仕方がありません。といっても予算の関係で数年に1回しかこんなことは出来ないのですが・・・
ここでは、そんな自作パソコンの魅力やメリット・デメリットなどについて考えていきたいと思います。
自作パソコンのメリットって?
私は自作パソコンのメリットをこんな風に考えています。
- 自分だけのオリジナリティが出せる。
- 物を作る喜びが味わえる。
- パソコンの仕組みがよくわかる。
- パーツが流用しやすい。
自作パソコンでは、メーカー製のパソコンにはないオリジナリティが出せます。メーカーはまずは利益優先ですから、コスト高になることはあまり出来ません。ところが自作の場合、そんなことは関係ありません。やりたいと思ったことを財布と相談して実現すればよいのです。
例えば、超高性能なパーツを惜しみなく使った「爆速マシン」、CPUはもちろんビデオカードまで水冷で冷やす「静音水冷マシン」、高性能なビデオカードやサウンドボードを使いゲームに特化した「3Dゲームマシン」、そのほかにも電気を食わない「省電力マシン」や「テレビ録画専用マシン」「ミュージックマシン」などなど。用途と予算に応じて自分の好きなよ~うに作ることが出来ますし、その中で物を作る喜び、達成感を味わうことができるでしょう。それから、自作をこなしていくと自然とパソコンに対する理解が深まってきます。
メーカー製のパソコンは、そのパソコン向けの特殊な形態によりパーツの交換が難しいことが、ままあります。自作パソコンの場合は、規格が共通化されていることからそのようなことは殆どありません。部品の流用という面でも自作にはメリットがあります。それに2台目3台目をつくったら古いパーツを組み合わせてもう1台できたなんてこともありますんで以外とお得です。
自作パソコンって難しい?
みなさんは、「真空管アンプ」って作ったことがありますか?私は一度だけ作ったことがあります。それもキットではなく、「真空管」「コンデンサ-」「抵抗」「FET」「トランス」などを秋葉原で買い集めて、鉄板をくりぬいたり半田ゴテでいじくり回したり、コンデンサーが爆発したりと大変な思いをして作り上げました。
それに較べて自作パソコンはどうでしょう。パーツによっては、組み立てに必要な道具はドライバー1本です。しかも、部品は出来上がっていてそれを組み立てるだけなんです。相性の問題や組合せ可不可の問題もあって簡単とは言いませんが、「真空管アンプ」に較べるとかなり楽な部類に入ると言えます。私は、「自作パソコン」お奨めします。自信のない方には「自作キット」なんてのもありますから、一考の価値ありです。
と、薦めてはみたものの、物事にじっくり取り組むのが嫌いな方や探究心のない方には、あまり合わないかもしれません。その辺りは自分の性格をよーく考えて判断してみてください。
自作パソコンのデメリットは?
つらつらと自作パソコンのメリットばかりを書いてきましたが、もちろんデメリットもあります。
- トラブルがあっても自分で解決しなければならない。
- メーカー品は結構安いので、価格的なメリットはあまりない。
- 廃棄時にメーカーが引き取ってくれない。
なんてのが、自作のデメリットでしょうか。
自作に限らずパソコンには「相性問題」というのがあります。仕様上・理論上は問題ないはずなのに、実際に組み合わせてみると認識しなかったりエラーになってしまうということがあります。自作の場合には、メーカー品と異なり動作確認済みの保証が得られませんので、このあたりが不利になってきます。ただ、販売店によっては、少しお金を払って相性保証してくれるところもあるみたいなので、そちらを利用すれば良いでしょう。あるいは、最近はオークションや中古パソコン屋さんも盛んなので、そちらで売却なんてのもありかもです。まあ、トラブル解決も楽しみの一つにするくらいの大らかな気持ちで対すればあまり気にならないとは思います。私見ですが・・・
最近のメーカー品は、パーツの大量仕入れ大量販売のメリットを生かしてとにかく安いです。それを考えると自作パソコンってちょっと割高かなという感じは否めません。安く作ろうと思えばできないことはないと思うんですが、スペック的にはあまり満足がいくものは出来ないような気がします。割高な点は、メーカー品とは一味違った独自のパソコンをつくるということで、価格では測れないところに価値を見出せばよいのではないでしょうか。
平成13年施行の家電リサイクル法から遅れること2年半、メーカー製パソコンはメーカーが回収することになりました。しかし、自作パソコンは、メーカーには引き取ってもらえません。でも大丈夫、ちょっと割高ですが(メーカー引取りより1200円前後高い)「パソコン3R推進センター」が引き取ってくれます。場合によっては、「オークション」で売った方が徳かもしれません。捨てる神あれば拾う神ありです。
自作パソコンはキーワードで
自作パソコンを作る際でもなんでもそうですが、まずはじめに目的を明確にすることが必要です。目的を明確にするには、キーワードを考えてみると良いと思います。パソコンに関するキーワードをつらつらと並べてみるとこんなものが出てきました。
「激安」「コストパフォーマンス」「激速」「クロックアップ」「水冷」「静音」「省エネ」「テレビ」「ゲーム」「RAID」
- 激安は、文字通り如何に安くパソコンを作るかということに注力します。
- コストパフォーマンスは、各パーツをバランスよく組み合わせて如何に性能を高くし価格を抑えるかに主眼をおきます。
- 激速は、お金に糸目を付けずとにかく最速を目指す。CPUもメモリもビデオカードも全て最速を目指します。
- クロックアップは、安価なCPUでどれだけクロックアップすることができるかに挑戦します。
- 水冷や静音は、最近如実にうるさくなったパソコンを如何に静かなパソコンにするかに全力を尽くします。
- 省エネは、高性能化に伴い電気をバカスカ食うようになったパソコンを如何に省エネにするかを目指します。
- テレビは、ハードディスクの大容量・低価格化により最近注目度が増しています。1テラバイト(1000ギガバイト)を超える容量のディスクを組むなんてのを目指すのもよいかもしれません。
- ゲームは、高性能ビデオカードや高音質サウンドカードなどを投入し如何にゲームの臨場感を高めるかに注力します。
- RAIDは、データの安全性やアクセススピードのアップ、その両方など「激速」にちょっと通じるものがあるかもしれません。
キーワードがいろいろ出てきたところでキーワードを組み合わせてみるとなんとも魅力的なパソコンが出来上がります。(ちょっと無理があるかな)
- 激速水冷パソコン
- 激速水冷ゲームパソコン
- 激速RAIDパソコン
- 静音省エネパソコン
- 激安省エネパソコン
さてさて、どうでしょう。イメージが湧いてきたでしょうか。
次からは、自作に必要な「パーツ」「道具」それから「自作パソコンのレポート」等を紹介していきたいと思います。