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自作パソコンレポート

GeodeNX デュアルCPUパソコン(その1)

ここでは、2005年初春に作成した「GeodeNX デュアルCPUパソコン」についてレポートしてみたいと思います。既に組立て済みなので今さらバラして工程をご紹介というわけにもいかず、詳細の解説はできませんが、何かのご参考になればと思います。

GeodoNX について

「GeodeNX」(ジオドエヌエックス)って何?って聞こえてきそうですが、AMDのれっきとした「CPU」です。主に下記用途で使用されますが、パソコンにも使用できます。

  • シンクライアント(記憶装置を持たずサーバーにより管理される端末)
  • POS端末
  • キオスク(街角に置かれている情報端末)
  • ハイエンド・プリンタ
  • ホームメディア・システム

2005年9月現在、「Geode™ NX 1250@6Wプロセッサ(667MHZ)」「Geode™ NX 1500@6Wプロセッサ(1GHz)」「Geode™ NX 1750@14Wプロセッサ(1.4GHz)」の3つの製品があります。

性能はそんなに高くありませんが、最大の特徴はその消費電力にあります。上の3製品はそれぞれ 6W、6W、14W と非常に消費電力が低いです。ちなみにPentium4 3.8GHz が 115W ということを考えるとその低さが際立ちます。価格はとても安くて、実勢価格で6000円から9000円くらいです。尚、基本的には、Athlon XP-Mと同じ製品だそうです。

GeodeNX 選択の経緯

今年の初めに使っている2台のパソコンが古くなってきたのでそろそろ買いかえようかと思い立ちました。その2台は「Celeron533MHz の24時間稼動サーバーマシン」「Pentium3 1GHzのメインマシン」です。今回、新しくメインマシンを1台を自作し「Pentium3 1GHz」をサーバーマシンにすることにしました。

最初は、新しいパソコンを高性能なものにしようとインテルの「Pentium4」「Xeon」(ジーオン)のデュアル構成を考えていたのですが、最強ゆえに消費電力がネックになってしまいました。私は、今回作るメインマシンをゆくゆくは、24時間稼動のサーバーとして使おうと考えていました。そうなると「Xeon」や「Pentium4」は、電気代が相当にかかることが予想されます。もうひとつの問題は、CPUの冷却でかなりの騒音を出すことでした。24時間動かすとなると深夜などは結構気になります。そんなこんなでこの2つは対象から外しました。

次に考えたのは、ノートパソコン用のCPUで消費電力が低い「Pentium M」でした。しかし、ATX仕様のマザーボードを考えていたのに「Pentium M」のマザーボードは、「MicroATX仕様」しかなく拡張性がないこともあって悩んでいました。

そんな時にパソコン販売店のサイトで発見したのが「GeodeNX」です。私が求める「低消費電力」に、ちょっと憧れも入っている「デュアルCPU」が最大のポイントでした。「GeodeNX」は、本来デュアル対応のCPUではないのですが、マザーボードメーカーTYAN(タヤン)によりデュアル対応のマザーボードが発売されていたのです。動作クロックは低いですが、デュアルで動作するので性能的にも申し分ないものができるのではないかと考えました。消費電力が低いので強力に冷やす必要がなくFANレス化も可能です。

システム構成

ここでシステム構成を紹介します。下表太字のパーツは、今回新たに購入したパーツです。

パーツ メーカー 製品名 説明
CPU AMD Geode NX 1750@14W デュアル構成 1.4GHzを1.0で動作させています
MOTHER TYAN Tiger MPX for Geode NX Special Edition メーカーが特別にデュアル対応
MEMORY CORSAIR 不明 PC2100 Registered ECC 512MB x 2
HDD1 HITACHI Deskstar 80MB 7200rpm バッファ2MB
HDD2 HITACHI 不明 旧から移設 120GB
GRAPHIC Canopus SPECTRA F11 旧から移設 AGP
SOUND 不明 不明 旧から移設
NETWORK 3COM 不明 ON BOARD 100Mbps
DVD-RW Pioneer DVR-A10-JSV 2005.12.25増設
DVD Super Multi
FPD 不明 不明 旧から移設
電源 GROW UP GUP 420XP 420W電源。
超静音 29.7db。
ATX12V2.0とEPS12Vに対応。
ケース WINDY ALTIUM S10 MUSCLE BACK LIMITED WINDYの100台限定バージョンのアルミケース。通常製品より237%剛性アップを図っているそうで冷却性能もトップクラス。

ケース外観

ケース前面WINDYのケースの外観は下の写真です。デザインは結構気に入っています。CDドライブの色とFPDドライブの色がケースの色とアンマッチなところがちょっとな部分です。ただ、WINDYには、同色パーツもあるのでいつかはそれに交換したいと思っています。

5インチベイが5個、3.5インチベイが2個ついています。下の四角い部分には、吸気FANが隠れています。

他の不満点としては、前面にUSBポートがないこと。ケース購入時には、それが唯一の不満点でした。しかも、購入後1ヶ月くらいで「前面にUSBポートを追加した限定製品」が発売され「小出しにすんなぁ~」「半年くらい間隔おけぇ~」と言いたくなりました。まあ、その辺はメーカーの販売方針もあるでしょうから、メーカーの特性を読んである程度予測しなければならないでしょう。

ケース側面これは横から見たところ。吸気口の穴が開いていて冷却に効果を発揮します。一番上は、電源の冷却FANが標準で内側につきますが、今回は電源サイズが5mm程大きくてつきませんでした。このあたりは注意が必要です。下の2つはオプションを購入すれば、CPU冷却FANとビデオカードなどの拡張カード用冷却FANが付けられます。

ケース後面こちらは背面、上から「電源」「排気FAN」「マザーボードのコネクタ類」「拡張カードスロット」等です。合計3基ある「FAN」の外径は、12cmで騒音レベルもかなり低いです。

これは、サイドパネルとトップパネルを外したところ、ドライバーなどは使わずに手だけで取り外しが可能です。

続きは、
GeodeNX デュアルCPUパソコン(その2)
GeodeNX デュアルCPUパソコン(その3)
GeodeNX デュアルCPUパソコン(その4)

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