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2.インターネットの仕組み
(12) DNSとは
インターネットは、「IPアドレス」で相手を識別していることはわかりました。でも、WEBブラウザを使う時に「IPアドレス」を意識することはありません。では、どうやってインターネット上のホームページを探し当てるのでしょうか?
いつもやっていることを考えてみましょう。WEBブラウザを使う時には、目的のホームページを表示するために、「アドレス」を入力します。インターネット上にはこの「アドレス」を「IPアドレス」に変換するシステムがあるのです。それが「DNS」(Domain Name System)です。
「DNS」は、「DNSサーバー」と「DNSクライアント」で構成されます。「DNSサーバー」は、「IPアドレス」と「アドレス」を関連付けして管理しています。「DNSクライアント」は、「DNSサーバー」に問い合わせをして「IPアドレス」を取得します。このように「アドレス」等の名前と「IPアドレス」を変換することを「名前解決」と言います。
(13) DNSの階層構造
「DNSサーバー」は下図のようにツリー型の階層構造をとります。「ルートサーバー」は「DNSサーバー」の頂点に位置するサーバーで世界に10数台存在し、アクセスに対する負荷を分散しています。「ルート」の配下には「jp」「com」ドメインなどののDNSサーバーがあります。例えば、「jp」ドメインのDNSサーバーは「co.jp」や「ne.jp」など「jp」配下のDNSサーバーを管理します。そして「co.jp」は、配下の「a.co.jp」を管理します。最終的には、「a.co.jp」のDNSサーバーがそのドメイン配下のパソコン「mypc.a.co.jp」の名前とIPアドレスを管理することになるわけです。

パソコン「mypc.a.co.jp」でブラウザに「www.a.ne.jp」と入力した場合、上図の赤線のような経路で問い合わせをします。
- 「mypc.a.co.jp」は、「www.a.ne.jp」の IPアドレスを知らないため自分のドメインである「a.co.jp」の DNSサーバーに問い合わせをします。
- 「a.co.jp」の DNSサーバーも「www.a.ne.jp」の IPアドレスを知らない場合には上位に位置する「co.jp」ドメインの DNSサーバーに問い合わせをします。
- 「co.jp」の DNSサーバーも「www.a.ne.jp」のI Pアドレスを知らない場合にはさらに上位に位置する「jp」ドメインの DNSサーバーに問い合わせをします。
- 「jp」の DNSサーバーも「www.a.ne.jp」のIPアドレスを知らないとしても「ne.jp」の DNSサーバーを知っているのでそちらに問い合わせをします。
- 「ne.jp」の DNSサーバーも「www.a.ne.jp」の IPアドレスを知らない場合、さらに「a.ne.jp」の DNSサーバーに問い合わせをします。
- 「a.ne.jp」の DNSサーバーは、「www.a.ne.jp」の IPアドレスを知っているので情報を提供します。IPアドレスは逆のルートで「mypc.a.co.jp」に通知されます。
- IPアドレスを取得した「mypc.a.co.jp」は、「www.a.ne.jp」にアクセスします。