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2.インターネットの仕組み
(14) hostsファイルについて
「DNS」では「アドレス」から「IPアドレス」を取得することはわかりましたが、実は「DNS」が普及する前は「hosts」(ホスツ)で「名前解決」を行っていました。「hosts」は、テキストファイルで WindowsXP であれば、「C:\windows\system32\drivers\etc」にあります。下の例は「hosts」ファイルのサンプルです。「127.0.0.1」は、自分自身をあらわす仮想的なアドレスです。自分自身を「localhost」という名前で関連付けしています。実際の定義は、下から2行目3行目のコメント行(#)で例示されているように「IPアドレス」「ホスト名」で行います。
「hosts」ファイルの定義内容は、「DNS」より優先されます。正しい、「アドレス」を入力しても「hosts」ファイル上に違うIPアドレスが記載されていればそちらを見に行ってしまうのです。このことが「ファーミング」という悪質なネット詐欺を招いています。セキュリティについては後述いたします。

(15) Dynamic DNSとは
「DNS」は、アドレスなどの名前とIPアドレスを関連付けするシステムです。では、IPアドレスが頻繁に変わる場合はどうなるでしょう。一般的にプロバイダと契約する場合、料金が安いことから動的IPアドレスで契約することが殆どです。IPアドレスが変わってしまったら、名前から正しいIPアドレスが取得できなくなってしまいます。IPアドレスを変更すれば良いのですが、手続きが面倒で時間がかかることから実際には不可能です。したがって、動的IPアドレスではWEBサーバーを公開することが出来ません。
これを解決するのが「Dynamic DNS」(ダイナミック DNS)です。「Dynamic DNS」は、あらかじめ登録したドメイン名を動的に変わるIPアドレスと関連付けるサービスです。IPアドレスが変わると自動的に「Dynamic NDS」の設定内容を変更してくれるソフトを使えばメンテナンスレスの運用も可能です。対応する「Dynamic DNS」が多い「Dice For Windows」が有名です。
(16) IPCONFIGについて
ネットワークの設定内容が知りたい場合、「コマンドプロンプト」から「IPCONFIG」を実行することで「IPアドレス」「サブネットマスク」「デフォルトゲートウェイ」などの情報を知ることが出来ます。

また、「IPCONFIG /ALL」と入力することで、「MACアドレス」「DHCPサーバーのアドレス」「DNSサーバーのアドレス」など、より多くの情報を得ることが出来ます。

「IPCONFIG /RENEW」で、IPアドレスをDHCPから再取得したりといったことも出来ます。「IPCONFIG /?」を実行すると使えるパラメタが表示されます。「IPCONFIG」「IPCONFIG /ALL」「IPCONFIG /RENEW」といったところが使う頻度が高いです。
(17) NSLOOKUPについて
DNSサーバーが正常に接続できるかどうかを確認するには、コマンドプロンプトから「NSLOOKUP」を実行します。起動後に「HELP」と入力することで使用可能なコマンドを確認することが出来ます。「NSLOOKUP」のプロンプトに「ドメイン名」を入力すると「IPアドレス」を表示し、「IPアドレス」を入力すると「ドメイン名」を表示します。また、「EXIT」と入力することで「NSLOOKUP」を終了することが出来ます。
