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3.インターネットに接続するには

(4)主な光ファイバー業者

主な光ファイバーの業者とサービスを一覧にまとめてみました。サービス会社によって提供するサービス内容はことなります。各サービス会社のホームページに詳しい案内がありますのでサービス提供地域・サービス内容・料金についてはそちらでご確認ください。

サービス会社 サービス名
NTT東日本 Bフレッツ
NTT西日本 Bフレッツ
ソフトバンクBB Yahoo!BB光
KDDI ひかりプラス
株式会社USEN BROAD-GATE 01
STNET ぴから
OTNET ひかりふる
九州通信ネットワーク BBIQ
ケイオプティコム eo光
中国電力 メガエッグ
中部電力 コミュファ
東京電力 TEPCO光

この中でサービス提供エリアが全国にあるのは、「NTT東西」「ソフトバンクBB」です。

(5)光ファイバーの基本的な知識

光ファイバーは、銅線で出来ている一般の電話回線と異なり細いガラスの繊維で出来ています。電気信号ではなく光信号を通してデータ送信を行います。光ファイバーは、「信号漏れが少ない」「信号の減衰が少ない(=基地局からの距離に影響を受けない)」「電磁波の影響を受けない」「非常に高速である」という特徴があります。反面、既存の電話回線を使用する ADSL とはことなり、新たに光ファイバーケーブルを敷設する必要があり、コスト高になっています。また、申し込みから開通までに時間がかかる場合があります。

通信速度は、上り(家から電話局方向)下り(電話局から家方向)共に「100Mbps」です。「Mbps」は、メガビットパーセコンドで、1秒間に何メガビットのデータを転送できるかを表しています。数字が大きいほど高速です。メガは百万を意味します。

光ファイバーを語る時に「FTTH」(Fiber To The Home)という言葉を目にします。これは光ファイバー回線そのものを指すのではなく、電話回線を光ファイバーに置き換えて一般家庭に大容量のデータ通信サービスを提供する構想自体を指しているそうです。実際には、「FTTH」=「光ファイバー」のような書き方も多く意味が曖昧になってきています。

(6)光ファイバーの提供形態

光ファイバーを各家庭へ提供する形態には大きく分けて「占有型」と「共有型」があります。

「占有型」は、文字通り1本の光ケーブルを占有して使用します。最大100Mbpsの通信速度が確保できます。他に「大容量(1Gbpsなど)の超高速光ケーブルを共有し最大100Mbpsで接続できるサービス」もあります。これは、元の光ケーブルは共有しますが、提供される回線スピードは1本の光ケーブルを占有するタイプと同等になります。

光占有型

「共有型」は100Mbpsの光ケーブルを共有する形になります。そのため、共有者間の利用状況によって、通信速度にバラツキがあります。連休中に高速道路が渋滞するのと同じように、みんなが同時に使うと通信速度も遅くなります。ただし、その分価格は抑えられています。

共有型の場合、マンションなどの各家庭への配信の方式には、「LAN方式」「VDSL方式」「ワイヤレス方式」など3種類があります。

LAN配線方式

新しいマンションで LAN配線 が既に敷設されているか LAN配線 が準備できる場合には、この方式になります。建物の共有部分まで光ケーブルを引っ張ってきて「集合型回線終端装置」で LAN に接続します。各家庭では、LAN用モジュラージャックに LANケーブル を差し込むだけでインターネットに接続することが出来ます。通信速度は最大100Mbpsになります。

光LAN配線方式

「回線終端装置」は、光信号と電気信号を相互に変換する装置で、「メディアコンバータ」とも呼ばれます。

VDSL方式

古いマンションでLAN配線が敷設されていない場合には、この方式になります。各家庭への取り込みには既存の電話回線を使用します。建物の共有部分まで光ケーブルを引っ張ってきて「集合型回線終端装置」に接続します。さらに集合型回線終端装置は、「VDSL集合装置」に接続されます。この「VDSL集合装置」から各家庭へ電話回線でデータが配信されます。各家庭では、モジュラージャックから「VDSL宅内装置」を通してパソコンに接続して初めてインターネットに接続することが出来ます。通信速度は下り(電話局から家方向)最大100Mbpsになります。

光VDSL方式

「VDSL装置」は、既存の電話回線を使用して LAN を構築するための装置です。

ワイヤレス方式

古いマンションで LAN配線 が敷設されておらず、かつ、共有スペースに集合型回線終端装置や VDSL集合装置 を置くスペースがないなどの問題で VDSL方式が採用できない場合には、この方式になります。建物近くの電柱などにアンテナを設置して各家庭とワイヤレス通信を行います。各家庭では、ベランダなどにアンテナを設置しエアコンのダクトなどから室内に配線し「屋内装置」を通してインターネットに接続します。通信速度は下り(電話局から家方向)最大46Mbps上り(家から電話局方向)最大32Mbps共有することになります。

光ワイヤレス方式

ワイヤレス方式の場合、雨・雪などによる通信品質の低下・回線断など天候に影響を受けることがあります。また、電柱などに設置するアンテナから契約者のアンテナの設置場所までの見通しの確保ができなくなると契約を解除される場合がありますので注意が必要です。

(7)ベストエフォート型とギャランティ型

光ファイバーに限らず通信サービスには「ベストエフォート型サービス」「ギャランティ型サービス」があります。

「ベストエフォート型サービス」は、回線品質・回線スピードを全く保証していません。極端に言えば回線スピードゼロ(通信できない)でもそれは仕方がないので我慢してくださいというサービスです。まあ、そんなことはまずありえませんが。という訳で価格は安いです。一般家庭で使用する回線は殆どがベストエフォート型です。

「ギャランティ型サービス」は、回線品質・回線スピードなどを保証してくれます。安定した通信品質が要求される企業向けのサービスです。価格もそのぶん高額で一般家庭への導入は非現実的です。

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