ハードディスク(基本)
磁気ディスク装置です。データやプログラムを記憶するのに使用します。
最近の主流は、パラレルATAからシリアルATAに移ってきています。値段もさほど変わらないようなので新しく買うのであれば、シリアルATAでしょう。最近のマザーボードはパラレルATAのコントローラーも装備しているので古いハードディスクも無駄になることはないです。
ハードディスクのスペック
2005年8月時点での主なハードディスクの規格とスペックを一覧にしてみました。
|
規格名
|
データ転送速度 | |
|---|---|---|
| シリアルATA | SATA 1.0 | MAX 150MB/S |
| SATAⅡ | MAX 150MB/S | |
| MAX 300MB/S | ||
| パラレルATA | ATA/66 | MAX 66MB/S |
| ATA/100 | MAX 100MB/S | |
| ATA/133 | MAX 133MB/S | |
SATAⅡの場合、データ転送速度が「MAX 150MB/S」「MAX 300MB/S」の2種類があるので購入時には注意が必要です。
プラッタ容量
プラッタ容量は、ハードディスク内にあるディスク1枚あたりの容量です。プラッタの容量は両面あわせたものを基準としています。最近は、100/133/160GB が主流になっています。
ハードディスク内には、1枚から4枚程度までのプラッタが収納されていて「プラッタ容量×プラッタ枚数」がディスクの容量になります。
プラッタ容量が大きい方が、より高速にディスクアクセスできます。
回転数
ハードディスクは、ディスクを高速に回転させて磁気ヘッドでデータを読み取ります。この回転数は、単位「rpm」で表されます。これは、ディスクが1分間に何回転するかを表します。
最近の主流は、7,200rpmです。他に、5,400rpm や 10,000rpm の製品もあります。また、SCSIインターフェースの製品の中には、15,000rpm といった製品もありますが、当然高価になってきます。
ハードディスクは騒音の源でもあり、回転数が高い方が騒音もアップする傾向があります。このあたりも考慮して製品選びはしたいものです。しかし、騒音レベルを明記している製品は少ないので中々難しいところです。
キャッシュ容量
キャッシュは、異なるハードウェア間でのデータのやり取りを効率化するための高速な記憶装置(メモリ)です。「バッファ」とも呼ばれます。
ハードディスクの読み書きの速度は、CPUに較べて圧倒的に遅いです。CPUとハードディスクが直接やり取りをしていると処理待ちが発生し非効率になってしまいます。そのため、キャッシュに頻繁に使用するデータを置いておきCPUとキャッシュ間で高速なやり取りをします。
キャッシュ容量は、多い方が良いです。最近の製品は、2MB~16MBが主流のようです。
平均シークタイム
平均シークタイムは、ヘッドがディスク上の目的の読み出し・記録位置に到達するまでの平均所要時間をさします。単位は、「ms」(ミリ秒)です。数値が低い程高速になります。
ホットスワップ
シリアルATAは「ホットスワップ」に対応しています。チップセットが「ホットスワップ」に対応していれば、パソコンの電源をONにしたままハードディスクの着脱ができます。操作は、USBメモリを取り外す時と同じようにタスクトレイの「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンで動作を止めてから取り外します。
マスタとスレイブ
シリアルATAには「マスタ」と「スレイブ」の区別はありませんが、パラレルATAは、「マスタ」と「スレイブ」をジャンパ設定する必要があります。
パラレルATAの場合、マザーボードには「プライマリ」と「セカンダリ」の2つのポートがあり、それぞれに2個づつ機器を接続することができます。ひとつのポートにつき「マスタ」と「スレイブ」は1個づつしか接続できません。
下の画像はパラレルATAの接続部です。右の白いのがジャンパです。ハーディディスクに設定方法のシールが張られていたりするので設定に困ることは少ないです。

ハードディスクは以外にうるさい
ハードディスクは「カリカリ」「キーン」と以外と騒がしいです。経験上では FAN の次にうるさいと思います。メーカーによっても差はあるようです。また、回転数が少ないものはややおとなしめのようですが、性能を犠牲にするのもいただけません。ハードディスクの騒音対策として以下の3つが考えられます。
1.ケースに吸音シートを貼る。
2.ハードディスク用の静音ケースに入れる。
3.静音ツール(ソフト)をインストールする。
最終的には、静かなハードディスクを買うのが一番ですが、なかなかそんな製品は見つかりそうもないので上記対応をしてみるのも良いかもしれません。ちなみに私は「1」「3」をやっていますが、多少の効果はありました。
尚、お店によっては、動作音をdBで表示しているところもあるのでそちらを参考にしてもよいでしょう。