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グラフィックボード

パソコンにディスプレイを接続しデータを画面上に表示するための装置です。最近ではマザーボードに組み込まれていることが多いです。

現在の定番グラフィックチップは、nVIDIAGeforce(ジーフォース)と ATIRADEON(ラデオン)です。対応スロットは近年まで主流だった「AGP×8」から「PCIエクスプレス×16」へとシフトしてきています。これらは互換性がないので注意が必要です。マザーボード購入時には特に注意してください。

データ転送速度は、「AGP×8」の最大 2Gbps に対して「PCIエクスプレス×16」が最大 8Gbps と4倍の速度になっています。性能からみても「PCIエクスプレス×16」を購入することになるでしょう。

グラフィックボードは「ハイエンド向け」「ミドルレンジ向け」「ローエンド向け」と3つのランク付けが行われています。価格帯で言うと「ハイエンド向け」は3万5千円以上、「ミドルレンジ向け」は1万5千円から3万5千円未満、「ローエンド向け」が1万5千円未満といったところです。

グラフィックボードのスペック

2005年8月時点での主なグラフィックボードの規格とスペックを一覧にしてみました。上の行にある程、より高性能なグラフィックボードになります。

項目の説明です。コアは「コアクロック」(単位:Mhz)、メモリは「メモリクロック」(単位:Mhz)、ピクセルは「ピクセルパイプライン」(単位:本)です。

nVIDIA製グラフィックボード
シリーズ名 チップ名 コア メモリ ピクセル
ハイエンド向け
GeForce 7800 7800GTX 430 1200 24
7800GT 400 1100 20
GeForce 6800 6800Ultra 400 1100 16
6800GT 350 1000 16
6800GS 425 1000 12
6800 375 700 12
6800XT 325 700 8
6800LE 300 600 8
ミドルレンジ向け
GeForce 6600 6600GT 500 1000 8
6600 300 550 8
6600LE 300 550 4
GeForce 6500 6500 400 333 4
ローエンド向け
GeForce 6200 6200 300 550 4
6200TC 350 350 4

注)製品により数値が異なる場合があります。

ATI製グラフィックボード
シリーズ名 チップ名 コア メモリ ピクセル
ハイエンド向け
RADEON X1800 X1800 XT 625 1500 16
X1800 XL 500 1000 16
RADEON X850 X850XT 520 1080 16
X850PRO 520 1080 12
RADEON X1600 X1600 XT 590 1380 12
X1600 PRO 500 780 12
RADEON X800 X800 XL 400 980 16
X800 GTO 400 980 12
ミドルレンジ向け
RADEON X700 X700 PRO 425 860 8
X700 400 700 8
RADEON X1300 X1300 PRO 600 800 4
X1300 600 800 4
RADEON X600 X600 XT 500 740 4
X600 PRO 400 600 4
ローエンド向け
RADEON X300 X300 325 400 4
X300SE HM 325 400 4

注)製品により数値が異なる場合があります。

出力端子

一般的なグラフィックボードの出力端子は4種類あります。
D-SUB 15ピンは昔からある青いアナログ出力です。
他にSビデオ出力、デジタル/アナログ対応のDVI-I、デジタル対応のDVI-Dなどがあります。
最近では、コンポーネント端子D4端子を備えてハイビジョンテレビに直接接続できる製品も増えてきました。

グラフィックボード購入時のポイント

目的に応じて大雑把に価格帯の見極めをしましょう。その価格帯で自分が望む出力端子がある製品を選びます。同じような製品が複数あったらその中でグラフィックボードの性能比較を行います。「コアクロック」「メモリクロック」「ピクセルパイプライン数」を目安に比較します。数字が大きい方が高性能です。

バリバリの3Dゲームをやらないのであればローエンドで十分だと思います。私にはいまだに10年ほど前の PCIグラフィックカード(AGPのさらに前のスロット)を使用していますが、インターネットやワープロをやる分には全く問題ありません。

グラフィックボードは高性能になるにつれ、発熱量と消費電力が増えています。冷却のための FAN により騒音も増加傾向にあります。購入の際にはこの辺りも意識してセレクトするのが良いでしょう。

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